2021.12.24「できませんでした」では済まされない〝脱炭素社会〟は実現できるのか――SUGIZO×福田峰之×宮台真司×ダースレイダー『脱炭素社会について徹底深掘り!!』2021.7.22ニコニコ生放送『深掘TV ver.2』より 世界各国で異常気象や自然災害が続き、脱炭素社会に向けて各国が対応を迫られる中、2021年11月に開催されたCOP26。その約1年前、菅義偉総理(当時)が2020年10月26日の所信表明演説で、「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」とも述べていたが、実際、日本は脱炭素社会を実現することは可能なのか。 この問題に関してニコニコ生放送『深掘TV ver.2』では7月22日、福島第一原発の事故前から脱原発を訴え、現在、水素エネルギーを使ってライブを行っているアーティスト、SUGIZO。そして長年再生可能エネルギー、水素エネルギー推進の旗振り役を務めてきた元衆議院議員、福田峰之の2氏を迎え、同番組レギュラー出演者宮台真司(社会学者)とダースレイダー(ラッパー)、司会の本メディア編集長のジョー横溝で語り合った。※本記事は『深掘TV ver.2』「脱炭素社会について徹底深掘り!!」の書き起こしの一部に加筆/修正を加えて掲載しています。https://www.nicovideo.jp/watch/so39071310(前半)https://www.nicovideo.jp/watch/so39071331(後半はチャンネル登録/購入で視聴可能)READ
2021.9.15アーティストたちが語る新たな野外音楽イベントの可能性 ――JESSE/Char/荒井岳史(the band apart)/Afro Begue/佐藤タイジ『ソラリズム夏2021』出演直後インタビュー&コメント2021年1月に行った『君ニ問フ』の鼎談でミュージシャン・佐藤タイジが、コロナ禍で苦境に立たされる音楽業界のために提案した〝小規模野外ライブムーブメント〟。その後、同プロジェクトは『ソラリズム』と命名され、佐藤タイジを「呼びかけ人」として発進、4月11日(日)に1回目となる野外イベントを東京都内の多摩あきがわLiveForestで開催した。2021年7月18日(日)には『ソラリズム夏2021』と題して2度目のソラリズムを開催。7月12日、東京都に4度目の緊急事態宣言が発出された中、家族連れを始め多くの人たちがこの地に足を運び、自然と音楽のコラボレーションを楽しんだ。本記事では、ソロで出演したJESSE、佐藤タイジ率いるシアターブルックにゲスト出演をしたCharへのロングインタビューに加え、荒井岳史(the band apart)、オマール・ゲンデファル+津田悠佑(Afro Begue)、佐藤タイジの演奏直後のコメントを掲載する。READ
2021.9.13〈コロナ禍音楽業界救出大作戦〉野外ライブと『ソラリズム』の可能性 ――清春×加藤梅造(ロフトプロジェクト社長)×村上敬亮(デジタル庁)2021/07/18『ソラリズム夏2021』トークライブレポート『君ニ問フ』での佐藤タイジ(ミュージシャン)×加藤梅造(ロフトグループ社長)×村上敬亮(経済産業省※当時)の鼎談「コロナ補正予算『1兆円』を使った音楽業界再生の具体策」(https://kiminitou.com/recovery-of-music-industry/)の中で、佐藤タイジがコロナ禍のライブの在り方として提案していた小規模な野外ライブ。そのアイデアは『ソラリズム』という名前を冠し、7月に東京都あきる野市で2回目の開催までこぎつけた。その7月の『ソラリズム夏2021』では清春(ミュージシャン)×村上敬亮×加藤梅造で「コロナ禍音楽業界救出大作戦。野外ライブとソラリズムの可能性」と題してトークセッションを行った。司会は本メディア編集長のジョー横溝。トークでは、『君ニ問フ』の鼎談から生まれた『ソラリズム』の可能性、同じく鼎談で語られた経産省中小企業庁による1兆円予算=事業再構築補助金(https://jigyou-saikouchiku.go.jp/)の進捗をふまえ、音楽業界を次のステップへ向かうための道筋を模索していった。READ
2021.9.6「必要なのは永久に蒸し返し、永久に応え続けること」 小山田圭吾問題を語る――宮台真司×ダースレイダー【後編】「小山田圭吾問題を徹底深掘り!!」2021.7.21ニコニコ生放送『深掘TV ver.2』より2021年7月14日、東京オリンピック・パラリンピック「開会式クリエイター」として小山田圭吾氏の参加が発表され、その直後から雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』(1994年1月発行)、『クイック・ジャパン』(1995年8月発行)で障がい者へのイジメを行っていたという内容のインタビュー記事がネット上で拡散。小山田氏や起用した組織委員会への批判が広がった。16日には小山田氏が「謝罪コメント」を出し、組織委員会は続投を決めたが、最終的に辞任に至った。だが、辞任後も小山田氏が関わる音楽プロジェクトのフェスの出演辞退、アルバム発売中止、ラジオ番組の出演中止などと余波も続いている。この一連の〝小山田問題〟について、ニコニコ生放送『深掘TV ver.2』で緊急生配信を行った。メンバーは同番組レギュラー出演者の宮台真司(社会学者)とダースレイダー(ラッパー)、司会は本メディア編集長のジョー横溝。なぜ、小山田氏は学生時代のイジメをメディアで語ったのか?その本心は本人にしかわかり得ないことだが、前編ではその時代背景を宮台真司に解説してもらった。では、小山田氏は今後どんな責任の取り方をすべきなのか?※本記事は『深掘TV ver.2』「小山田圭吾問題を徹底深掘り!!」https://www.nicovideo.jp/watch/so39065971(チャンネル登録でアーカイブ視聴可能)の書き起こしの一部に加筆/修正を加えて掲載しています。READ
2021.8.30「なぜ障がい者イジメを語ったのか。〈越境の時代〉から〈鬼畜系の時代〉へ」 小山田圭吾問題を語る――宮台真司×ダースレイダー【前編】「小山田圭吾問題を徹底深掘り!!」2021.7.21ニコニコ生放送『深掘TV ver.2』より2021年7月14日、東京オリンピック・パラリンピック「開会式クリエイター」として小山田圭吾氏の参加が発表され、その直後から雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』(1994年1月発行)、『クイック・ジャパン』(1995年8月発行)で障がい者へのイジメを行っていたという内容のインタビュー記事がネット上で拡散。小山田氏や起用した組織委員会への批判が広がった。16日には小山田氏が「謝罪コメント」を出し、組織委員会は続投を決めたが、最終的に辞任に至った。だが、辞任後も小山田氏が関わる音楽プロジェクトのフェスの出演辞退、アルバム発売中止、ラジオ番組の出演中止などと余波も続いている。この一連の〝小山田問題〟について、ニコニコ生放送『深掘TV ver2』で緊急生配信を行った。メンバーは同番組レギュラー出演者の宮台真司(社会学者)とダースレイダー(ラッパー)、司会は本メディア編集長のジョー横溝。なぜ、小山田氏は学生時代のイジメをメディアで語ったのか?その本心は本人にしかわかり得ないことだが、前編ではその時代背景を宮台真司に解説してもらった。※本記事は『深掘TV ver.2』「小山田圭吾問題を徹底深掘り!!」の書き起こしの一部に加筆/修正を加えて掲載しています。https://www.nicovideo.jp/watch/so39065971(チャンネル登録でアーカイブ視聴可能)READ
2021.5.313.11 から10年。福島第一原発の今後とエネルギー政策を問う――SUGIZO、TOSHI-LOW、小川淳也2021/2/24 イベントレポート東日本大震災、福島第一原発事故から10年が経った。10年目の3.11を迎える少し前、2021年2月24日に「3.11 から10年。福島第一原発の今後とエネルギー政策を問う」と題してLOFT9 Shibuyaで『君ニ問フ』初主催となるトーク&ライブを行った。ゲストには、震災以降、東北をはじめとする全国の被災地に駆けつけ、復興支援を行っているTOSHI-LOW(BRAHMAN、OAU)、エネルギー問題について高い関心を持ち、地球規模の課題と未来のためにアクションし続けるSUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)。共に、各地の被災地支援や多くの復興イベント等で共演してきた盟友とも言える二人だ。そして、日本において持続可能なエネルギー政策を打ち出すことを最重要課題のひとつとしている衆議院議員、小川淳也の3人を迎えた。司会は『君ニ問フ』編集長であり、震災以降、福島第一原発構内の取材を続けているジョー横溝が担当した。*アーティストと政治家とジャーナリストが語り合うこと。こうしたコラボレーションは、本メディアのひとつの目的でもある。そして〝言葉〟とともに音楽を届けること。それも本メディアが大切にしている表現手段だ。トークパートでは、それぞれの立場から、汚染水の問題、そして事故後の10年と、ここから先、私たちが目指すべき社会、政治の在り方について語り合った。ライブパートでは、盟友、心の友と呼び合うTOSHI-LOWとSUGIZOが、震災からの復興を願う光となり、被災した各地で奏でられてきた名曲『満月の夕』、そしてTOSHI-LOWがLUNA SEA 好きの若手を集めて6時間議論した末に選曲をしたLUNA SEAの『With Love』、BRAHMANの『鼎の問』の3曲を披露した。これまでに何度もステージを共にしてきたが、2人だけで演奏したのは初めてだったという。さらに即興で『SUGI-LOW』というユニット名も付けられた。*トークは、前日に通算6度目となる福島第一原発構内の取材へ赴いたばかりのジョー横溝による、事故から10年を迎える福島第一原発構内の最新レポートからスタート。それを受けて、小川淳也、SUGIZOとともに対話が始まった。READ
2021.4.5ポストコロナの新しい共同体の作り方とは対談:宮台真司(社会学者)× 三船雅也(ミュージシャン/ROTH BART BARON)〝資本主義化〟と〝テクノロジー化〟が進み、古くからの共同体の破壊が進んできた。だが、今度は、それらが生み出した巨大な共同体が、コロナ禍で右往左往しているのを目撃してしまった。〝ポストコロナ〟を考えるとき、新しい共同体の創出が急務に思われる。そのヒントを探すべく、ミュージシャン・三船雅也と社会学者・宮台真司に対談をしてもらった。PALACEという共同体でファンとのユニークな繋がりを模索し続けているROTH BART BARON 三船雅也。社会学者として歴史的な視座と膨大なるフィールドワークで現代社会を鋭く切り取ってきた宮台真司。若きトップクリエーターと進化を続ける知の巨人の対話には新しい共同体を創るためのヒントが溢れている。READ
2021.3.5コロナ補正予算「1兆円」を使った音楽業界再生の具体策鼎談:佐藤タイジ×加藤梅造(ロフトプロジェクト社長)×村上敬亮(経産省)コロナ禍により未曾有の打撃を受けた音楽業界。長引く苦境の中、現場は奮闘するも未だ打開策は見出だせていない。この状況を打破し、新たなライブエンターテイメントを切り拓くためにはどうしたらいいのか?緊急事態宣言下の2021年1月21日新宿ロフトに集まったのはオーガナイザーを務める太陽光発電によるロックフェス『THE SOLAR BUDOKAN』を2020年も敢行したミュージシャン:佐藤タイジ氏、日本のライブ文化を発信し続けてきたライブハウスロフトプロジェクト社長:加藤梅造氏、産業を支援する経済産業省中小企業庁経営支援部長:村上敬亮氏。村上氏は1月28日に成立した第3次補正予算で、事業再構築補助金約1兆円を企画した張本人でもある。それぞれ異なる道を進みながらも、全員が1967年生まれという共通項を持つ3人がこの1兆円の大規模予算を機に、音楽業界救済のために何ができるか、熱く語りあった。READ